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「糖尿病網膜症」のよくある質問


質問 糖尿病で失明するというのは本当ですか?


回答 本当です。糖尿病網膜症といい、糖尿病による3大合併症の一つで、日本でも欧米でも、中途失明の第1位になっています。

糖尿病の患者の半数近くが糖尿病網膜症になり、そのうち約2割が失明ないし失明の危機にあるといわれます。


質問 糖尿病網膜症とはどんな病気ですか?

回答 糖尿病によって血液中に異常に糖分が増え、そのために網膜にある毛細血管が弱くなり、出血が起こったり水分や脂肪分が流出して、しだいに網膜を損傷します。

糖尿病になってから数年から10年ほどで発症することが多く、その間ほとんど自覚症状がありません。

 糖尿病網膜症は、

  単純糖尿病網膜症 ⇒ 前増殖網膜症 ⇒ 増殖網膜症

 の3段階で進行してゆきます。

まず「単純糖尿病網膜症」では、眼底検査では点状出血、やや大きめの斑状出血、毛細血管のふくらみ、血管からの滲出による白点などが認められますが、自覚症状はありません


「前増殖網膜症」の段階では、滲出物による白点の数が増え、静脈のくびれ、ふくらみなど血管の形が異常になります。これは、血管が詰まってきたために起こります。

しかし、これらは網膜の中心部である黄斑部からははずれていることが多いため、まだ自覚症状はありません。このころから新生血管が発生し始めます。


「増殖網膜症」になると、血管が詰まるために大量の新生血管が発生し、硝子体の内部まで伸びてゆきます。新生血管はもろくすぐに破れるので、硝子体内で出血します。すると飛蚊症や急激な視力低下が起こります

さらに出血によって硝子体内に繊維質が増殖し、それが網膜を引きはがすようにして網膜剥離が起こります。こうなると失明の危険は相当高まります


質問 網膜剥離とはどんな状態を言うのですか?

回答 網膜剥離とは、網膜の10層のうち硝子体側の9層と、残りの網膜色素上皮層の間がはがれる病気で、急いで処置を施さないと失明に至ります

網膜のどこかに孔(裂孔)があき、そこから硝子体の成分が入り込んで剥離する場合と、糖尿病や黄班変性症のように滲出型の網膜剥離があります。


質問 糖尿病網膜症の治療はどんなものですか?

回答 糖尿病にならないように予防するのが、一番いいのは言うまでもありません。肥満や運動不足を避け、食事もバランスのとれたものを、適度な分だけ摂るように心がけることです。

しかし糖尿病になってしまったときは、まず眼底検査を受け、網膜症の程度を定期的にチェックすることが必要です。単純網膜症なら欠かさず検査を受け、前増殖型なら光凝固術を受けておいたほうがいいでしょう。

もし増殖型に進んでいたら、すぐにレーザー光凝固術を受けるべきです。また、硝子体内出血を起こしているとしたら、硝子体切除術を受ける必要がある場合があります。

これは難しい手術で、専門の病院を紹介してもらうのがいいでしょう。


質問 眼底出血とはどんなものですか?

回答 眼底出血は、網膜の組織内にある静脈が出血を起こす病気です。眼底出血を引き起こす病気としては、

 ・ 糖尿病網膜症
 ・ 高血圧性眼底
 ・ 網膜中心静脈閉塞症
 ・ 加齢性黄斑変性症


  などがあります。

点やまだら状の出血から大出血まであり、その規模や場所によって、自然に治るものから緊急手術の対象になるものまでさまざまです。

眼底出血による初期症状でよく見られるのは飛蚊症です。この場合の飛蚊症は、多数の黒っぽい虫や糸のようなものが視野を横切っていくように見えます。突然このような症状が現れたら、すぐに眼科へ行って調べてもらうべきです。

網膜色素変性症を食生活で対応


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